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2010年5月11日火曜日

やっぱり地球温暖化のせいか?


エイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjallajökull)。響きが耳になじみのない言葉だけれど、アイスランドの氷河の一つの名前である。この氷河、火山の上を覆っていて、その氷の重さでマグマの噴出する圧力に耐えている。ところがとうとうその圧力に耐え切れなくなって、噴火した。これが火山灰の影響で航空機の運行に混乱を起こした、3月20日の噴火である。


大西洋には中央海嶺といって、マグマが上昇してきて、地殻が盛り上がりプレートがヨーロッパ・アフリカと南北アメリカ大陸方面に分かれて移動する、ほぼ地球を半周するラインが走っている。アイスランドはそのラインの北の端のほうの真上にあって、絶えずマグマの上昇圧力にさらされていることになる。


この1000年ほどの間に、今年を含めて4回噴火しているらしいが、19世紀の噴火では有毒ガスで人畜にダメージを与え、氷河が溶けて洪水まで起こったという記録もある。今回は幸いなことにそういう報道はないが。

ぼくはひとの主張に感化されやすいたちなので、割引して読んでください。

4月の末頃、ネットでCNN WORLDの記事にアクセスしてみると、アラン・ワイズマン(読みかた間違ってたらごめんなさい、スペルはAlan Weisman)という人のコラムがあった。題して”Is The Earth Striking Back?" 。「地球の報復?」
アラン・ワイズマンという人、人気のノンフィクション作家だということだ。ベストセラーもあり、いろいろな賞も授与されているらしい。ぼくは不覚にも名前も知らなかったのだが。

他にも同様の説をとなえている人もあるようだけれど、とりあえずこの人の説として。このところ巨大地震や巨大噴火が世界のあちこちで多く起こっているのは、どうやら地球の温暖化が原因らしい。極地の氷や、いたるところで氷河が後退して、地殻の上の氷が軽くなり、地殻が伸び縮み、動きやすくなっているという説明だ。


何でも地球温暖化のせいにする風潮には疑問も持つが、アラン・ワイズマンは「今すぐ温暖化ガスの増加を食い止めないと、われわれの多くは生き残れないだろう」と警告している。

世界はみんなが気づかないうちに「やばい」状況に陥っていく。最近毎年のように新たに明るみに出てくる「金融危機」のように。そして、かつていつの間にか「茶色い戦争」に覆われたように。それにしてもこの火山国アイスランドの「金融危機」はその後どうなったのだろうか?いまはギリシャの財政危機の話題で持ちきりだけれど。

話を戻して、ぼくはヘイコラヘイコラ、ネットの英和辞典「英辞郎」を参照しつつ、このコラムを「解読」しましたが、英語に自信のある方は下記のサイトを。
http://edition.cnn.com/2010/OPINION/04/23/weisman.volcano.iceland.earth/index.html


もうひとつ、この記事で知ったこと。舌をかみそうな名前の「エイヤフィヤトラヨークトル」という氷河の近くに、シンクヴェトリル(Thingvellirなぜtがないのにヴェトリルなのかな?シングヴェリルでは??)という場所がある。10世紀の始め(930年ごろ)、ノルウェーからの移住してきた人々が、この地で「アルシング」という民主的な全島集会を催した。この全島集会は近代議会と類似の運営・議決の方法をとっていたらしい。10世紀に近代議会がすでに存在していたことになる。すごいね!10世紀始めというと、東洋では唐や新羅が滅び混沌状態。日本では菅原道真が大宰府に流されたり、紀貫之が活躍。平将門や藤原純友の乱があったころだ。

アイスランドは当然温泉も豊富なようだ。氷河の中に温泉があるかどうか知らないけれど、氷河を見ながらお風呂なんて、しびれそうですな。お酒、どうも地酒はウォッカの系統らしい、がアイスランドは20世紀の初期には禁酒政策を施行していたらしい。寒い土地だからといってウォッカをホットでやるのは無理だろうね。旧ローマ帝国の外だからワインを造る伝統は無さそうだね。寒いから醸造酒は無理か。

アイスランドは、一次エネルギー総供給量の8割近くを地熱と水力を主体とする再生可能エネルギーで確保しているということだ。日本も地域によっては地熱をもっと利用してもいいのでは。風や波ほど気まぐれでもなさそうだし。

アイスランドの宣伝をする、義理もないし、アイスランドへ行く資金も時間もなく、ただ京都の路地裏でネットの世界で眺めているだけなのだけれど・・・。

2010年5月5日水曜日

まつばうんらん




数年前から毎年いまごろの季節になると、小さな紫色の花をつける野草を、あちこちで見つけるのだけれど、名前を知りたくて調べてみても、我が家の植物図鑑をでは見つからず、ネット検索しても当りがなくて、ちょっと何か忘れ物をしているような、居心地の悪い思いをしていた。

ところが2日ほど前、ネットの植物図鑑で、他の草花の名前を調べているとき、偶然にもその花に出くわした。その名はまつばうんらん(松葉海蘭)。ちなみに、やはり我が家の植物図鑑にその名はなかった。

ネットで「まつばうんらん」で検索すると、なんと「マツバウンランの会」というのまである。いやはや、何でも「会」をつくるのが好きな人たちが大勢居るものだ。

以下はウィキペディアの項目から

マツバウンラン(松葉海蘭、学名:Linaria canadensis)はゴマノハグサ科ウンラン属の一年草または二年草。北アメリカ原産の帰化植物。日本国内では本州、四国及び九州に帰化し、日当りの良い場所に生える。高さは20〜60cmで、先端に紫色の花をつけ、下の方に細長い葉をつける。花期は4〜6月。葉の形が松葉、花がウンラン (L. japonica) に似ていることからこの名がついた。(ウィキペディア)

という解説。 花がウンランに似ているといわれても、そのウンランを知らない。まだ見たこともない。