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2016年9月21日水曜日

貴船菊

貴船菊という植物はご存知でしょうか。そう、秋明菊の別名。むしろ秋明菊ほうが有名ですものね。
貴船菊のほうが方言。でも何となくこの貴船菊を使いたい。



観音の影のさまなる貴船菊
          阿部みどり女


この菊、京都ではその昔、洛北貴船に咲き始めたとされている。ネットのウィキペディアによると、「中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。文献上では「花壇綱目」に「秋明菊」の名前で記載が成れていて、日本に定着していたことが窺える。中国では明代末の「本草綱目」には記載はなく「三才図会」に「秋牡丹」の名前で記載されるようになる。「秋牡丹」の呼称は貝原益軒も「大和本草」で使用している。以後日本の園芸書には「秋明菊」「秋牡丹」で紹介されることが多くなり、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれることになった。」

真っ白なのと、赤けいとがある。

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